少し前にテレビで、”家電の墓場”としてアフリカのとある地域の実態が特集されていました。
日本を含む先進国が、寿命の短い中古の家電品をアフリカに輸出しているようです。
そこですぐに壊れ、現地でリサイクルができないが為、壊れた家電が放置されている現状を紹介していました。
輸出の際に、すでに壊れていて利用できなくなっている家電も送りつけられているようです。
その地域に出稼ぎでやってくる労働者(子供含む)は、家電の山から、ケーブルや基盤をぬいて、プラスチック部分を燃やし、たまり水で洗い流し、金属を売っているそうです。
皆、有毒ガスを吸い、肺の病気になり、水は汚染されています。
日本では、家電リサイクル法があります。家電4品目(テレビ・冷蔵庫冷凍庫含・洗濯機乾燥機含・エアコン)においては、消費者が廃棄する際に、リサイクル料の一部を負担しなくてはいけません。
捨てるときに、お金がかかるのはなんとなく損した気分になります。
昨年新生活の際に、冷蔵庫・洗濯機を新調しましたが、お店では処分の際のことは説明されていません。
家電リサイクル法が本格的に施行されて15年。
皆が知っていて当たり前だから、説明がなかったのでしょうか。
私は、専務と一緒になるまで知りませんでした。
町に、無料の廃品回収車が回っています。
捨てるものにお金をとられるよりも、無料で処分してもらいたいと誰でも思うことです。
私は、リサイクルショップに売りにいきました・・・。小銭になり得した気分になりました。
正規にリサイクルされると、家電はメーカーに返却され新たな商品に生まれ変わることができます。
家電リサイクル法も、廃棄時にお金がかかるからこのような思いになるのかなと思いました。